Dokkai N4 bai 29 (中文)

「好きな数」

日本人が 好きな 数は 1・3・5・7などですが、9は 好きでは ありません。9の 読み方の 1つが「く」で 苦しいの 苦と 同じ 発音だからです。日本人は 同じ りゆうで 4も きらいです。4は「死」と 読む ことが あるからです。だから 病院の へやの ばんごうには ふつうは「4」は つけません。

しかし 中国人は 「9」は いい 意味を 持つ ことばと 発音が 同じなので 好きなのだそうです。「4」は 中国語の 発音でも 同じように「死」と にて いるそうで、きらいだそうです。

西洋人は やはり 「13」が きらいな 人が 多いです。こちらは キリストの さいごの 食事が 13人だったと 言う 話から 生まれました。中国人や 日本人が 発音が げんいんで きらいだと 言って いるのは ちがいます。

 

問題1 「9」について 何と 言って いますか。

1 「きゅう」と 読むのは いいですが、「く」と 読むのは よく ないです。

2 中国語で「く」や 「きゅう」と いう 発音の ことばは いい 意味です。

3 よくない 意味の ことばと 同じ 発音 ですから きらいなのです。

4「く」を 使うと よくない ことが 起きるから きらいなのです。

 

問題2 きらいな 数について 何と 言って いますか。

1 中国人と 日本人は 同じ りゆうで 4が きらいです。

2 日本の 病院では 4は 使いません。

3 西洋人は みんな 13が きらいです。

4 きらいな 数は 国によって ぜんぶ ちがいます。

Dokkai N4 bai 28 (中文)

「名前」

日本人が 英語で 名前を いう とき、たとえば「山下友子」なら「Tomoko Yamashita」の ように 家族の 名前と 自分の 名前を はんたいに して 言います。これは 英語の しゅうかんに 合わせて いる からです。ところが 韓国人は たとえば 「金元培」なら、「Kim Weon – Bae」の ように まず 家族の 名前 それから 自分の 名前を 言う 人が ほとんどです。中国人も 同じです。そこで 日本でも、日本人なのだから 日本で 使って いるように しようと いう 運動が 生まれました。私も なるべく そう しようと 考えて いました。

しかし この間 オーストラリアの 学生が 日本語で「スミス・サラです。」と しょうかいして いるのを 聞きました。かのじょは 日本の 言い方に 合わせて 家族の 名前を 先に 自分の 名前を 後に して 言いました。英語を 話す ときと 日本語を 話す ときで、言い方を かえて いるのだそうです。

今度 英語で 名前を 言う きかいが あったら、どちらに しようかと 考えさせられました。

問題1 この 人の 考えは どれですか。

1 前は 家族の 名前、自分の 名前のように 言おうと 考えて いましたが、今は どちらに するか きめて いません。

2 前は 家族の 名前、自分の 名前のように 言おうと 考えて いましたが、今は はんたいに 言おうと 考えて います。

3 前は 自分の 名前、家族の 名前のように 言おうと 考えて いましたが、今は どちらに するか 考えて います。

4 前は 韓国人や 中国人のように しようと 考えて いましたが、今は 英語の しゅうかんに 合わせようと 考えて います。

問題2 名前について 何と 言って いますか。

1 日本人は 名前を 大切に しないです。

2 日本人以外は 自分の 国の しゅうかんに 合わせて います。

3 この 人は 運動を もっと 進めようと 考えて います。

4 この 人は サラさんの 考え方も 悪くないと 考えて います。

Dokkai N4 bai 27 (中文)

「山への りゅうがく」

子どもを 外国へ りゅうがくさせる 人も いますが、山の 村に りゅうがくさせる 人も います。

山に りゅうがくすると、子どもたちは 2∼3人ずつ 分かれて 村の 家で 生活します。子どもは その 家の 子どもに(     )新しい 生活を 始めます。学校も 近くには ありませんから、7キロも 歩いて 学校へ 行かなければ ならない ことも めずらしく ありません。小さな 村の 学校は せいとが 少ないので クラスは 3つしか ないと いう 場合も あります。たとえば 1年生と 2年生、3年生と 4年生、5年生、6年生が いっしょに 勉強して います。学校の せいとは みんな 友だちです。また 家に 帰れば おとうさんや おかあさんを 手つだわなければ なりません。

見る もの 聞く ものが ぜんぶ はじめての けいけんです。山の 中で 1年か 2年生活すると 強い 子どもに なるそうです。

問題1 (     )の 中に てきとうな ことばを 入れなさい。

1 して

2 なって

3 うまれて

4 かわって

問題2 山の りゅうがく生活は どんなですか。

1 学校が 遠いので どの 子も 7キロ 歩かなければ なりません。

2 村の 学校は みんな 小さいので クラスが 3しか ありません。

3 いろいろな けいけんを するので 子どもは 強く なるそうです。

4 村の 生活は きびしいので 楽しく ありません。

Dokkai N4 bai 26 (中文)

「電話ばんごう」

国が(     )警察や※救急車の 電話ばんごうが ちがいます。日本で 警察は

110ばんです。火事と 救急車は 119ばんです。アメリカは 警察、火事、救急車の どこも 911ばんです。オーストラリアは ぜんぶ 000です。かんたんな ばんごう たとえば 17,92,01などを 警察に 使って いる 国も 多いです。ほとんどの 国が おぼえやすい ばんごうに して います。急いで れんらくしなければ ならない

からです。

しかし はんたいに ※数字が 6つも つづいて いる 長い ばんごうの 国も

あります。これでは とちゅうで まちがえて しまうでしょう。りゆうを 聞いてみたい

です。

※救急車→ambulance

※数字→number

問題1 (1)の 中に てきとうな ことばを いれなさい。

1 かわって

2 かえて

3 ちがって

4 ちがうと

問題2 どんな ことを 聞きたいですか。

1 警察に かけられない ばんごうを つけて いる りゆうです。

2 警察に 長い ばんごうを つけて いる りゆうです。

3 警察に まちがえる ばんごうを つけて いる りゆうです。

4 警察に おぼえられない ばんごうを つけて いる りゆうです。

Dokkai N4 bai 25 (中文)

「おばあさん」

家の 近くに 小さな 道が ある。長さは 300メトールほどだが、寒さが きびしい  冬以外は、いつも 花が いっぱい さいて いる。だれが 花の 世話を して いるのか 分からなかったが、自分の にわでも ないのに ありがたい ことだと 思って いた。

ある日 朝 早く その道を 通ったら、80さい 近い おばあさんが 花の 間の ゴミを とって いた。思わず「おはようございます。いつも お花の 世話を して いらっしゃるんですか。」と 声をかけた。おばあさんは 毎日 花の 世話を して いると いう ことだった。だれに たのまれたのでも ないのに、(     )そだてて いる。

私は 急に おれいが 言いたく なった。「毎日 お世話して くださって いるから、

こんなに うつくしい 花が たくさんですね。この 道を 通るのが 楽しみです。

毎日 たいへんでしょう。いつも ありがとうございます。」と 言ったら、おばあさんは はずかしそうに わらって「たいへんじゃ ありません。楽しみで して いるんですから。」と 言った。

私は、 いつも 人の ために 働いて いた そぼの ことを 思い出して いた。

問題1(     )の 中に てきとうな ことばを 入れなさい。

1 人に 知られて

2 人に 知らないで

3 人に 知れず

4 人が 知らなくて

問題2 どうして この 人は おばあさんを 思い出したのですか。

1 おばあさんと かおが にて いたからです。

2 おばあさんも 花の 世話が 好きだったからです。

3 おばあさんが 働くのが 好きな 人だったからです。

4 おばあさんが 人の ことを 考える 人だったからです。

Dokkai N4 bai 24 (中文)

「駅中」

駅は 電車を りようする ために ある。しかし このごろは それだけでなく、買い物する 場所にも なって きた。駅の 中に 店が ふえて いるのだ。

小さい 駅では 前から 新聞や 飲み物なども 売って いた。大きい 駅では おみやげや おべんとう、飲み物なども 売って きた。しかし 今は 大きな 駅では 洋服、ネクタイ、かばんなども 売られて いる。有名な ケーキ屋や きっさ店など 何十けんも 店が ならんで いる 駅も ある。

駅の 中の 店は 電車に 乗ったり おりたり する とき りようできる ので べんりだ。きゃくも 多い。電車の 会社は 駅の 空いて いる 場所を 貸したり、自分たちで 店を 出したり して いる。とこ屋まで ある 駅も ある。10分ぐらいで かみを 切って くれるし、安いので いつも たくさんの人が ならんで 待って いる とこ屋も ある。

駅が 買い物を する きゃくで にぎやかに なって きた。

問題1 駅中は どう かわりましたか。

1 前は さびしかったが、今は にぎやかに なりました。

2 前は 店が 少なくなったが、今は いろいろな 店が たくさん できました。

3 前は 電車に 乗ったり おりたり する ところだったが、今は 店が あります。

4 前は 売って いる 物が 少なかったが、今は 何でも 売って います。

問題2 駅中の 店について 何と 言って いますか。

1 駅の 中の 店に 買い物に 来る 人が ふえました。

2 電車の 会社は 駅の 中に 自分の 店を たくさん 作りました。

3 前には なかったような ケーキ屋や とこ屋なども あります。

4 駅の とこ屋は 外の とこ屋より 安いです。

Dokkai N4 bai 23 (中文)

「バス」

年を とった 人に なるべく 外に 出て もらおうと、ある 市で 小さな バスを 走らせる ことに しました。その バスは、ふつうの バスが 通らない 場所や せまい 道を 走ります。止まる 場所も たくさん あります。それに 1人 100円です。これは ふつうの バスの 半分ぐらいの ねだんです。

はじめは 市から たくさん お金を もらわなければ バスを 走らせることは できないと 考えられて いました。でも 安いから、近くに 行くのにも バスに 乗る 人が ふえました。いろいろな 人が バスを 使って います。それで 市の お金を 使わなくても すんで います。

今では いろいろな 町や 市で この ような バスが 走って います。

問題1 市は どんな バスを 走らせる ことに しましたか。

1 年 とった 人だけを 乗せる ための バスです。

2 市の 人だけを 乗せる ための バスです。

3 せまい 道でも 通れる 小さい バスです。

4 100円で 市の 中の すべてを 通る バスです。

問題2 この バスについて 何と 言って いますか。

1 バスの おかげで 年を とった 人が 外に 出るように なりました。

2 お金が 足りないので 市が はらって います。

3 いつも こんで いるので みんな こまって います。

4 思って いたより おきゃくが いたので 市から お金を もらって いません