BÀI ĐỌC SỐ 17 – N3

ついこの前、近くのお店に買い物に行った時のこと。

私がお店を出ようとすると、前に電動三輪車に乗ったおじいさんがいた。私は急いでいたので、そのおじいさんを追い越して、先に自動ドアの前に立った。ドアが開くと、①「ありがとう」という声が聞こえた。驚いて振り返ると、うれしそうに笑顔でお礼を言うおじいさんがいた。あっと思った私は、おじいさんが通り過ぎるのを待った。
私は②おじいさんに、とても申し訳ない気がした。お礼を言われるまで、おじいさんにとって自動ドアを通ることが大変だなんて、少しも気付かなかった。結果として親切な行動となったが、それは偶然のことで、親切な気持ちではなかったのだから。
私には何ともないことでも、苦労する人がいるのだと、実感した出来事だった。 その人の立場にならなければ、なかなか分からないことだけれど、今度こんな状況に出合ったら、すぐに気が付くようにしたい。そして、今度はお礼を言われても、それにこたえられるような、気持ちからの行動にしたい。
(注1) 電動三輪車:歩くのが困難な人のために作られた、電気で動く乗り物

(注2) 振り返る:後ろを見る

 

  おじいさんはなぜ①「ありがとね」と言ったのか。

1.動かなくなった電動三輪車を押してくれると思ったから

2.自分のために電動三輪車を運んでくれると思ったから

3.自分に合わせてゆっくり歩いてくれたと思ったから

4.自分のために自動ドアを開けてくれたと思ったから

 

  筆者はなぜ②「おじいさんに、とても申し訳ない気がした」のか。

1.おじいさんが他の人と間違えて筆者にお礼を言ったから

2.親切な気持ちからしたのではないのに、ありがとうと言われたから

3.お礼を言われたのに、おじいさんが自動ドアを通るのを助けてあげなかったから

4.おじいさんが自動ドアを通るのが大変だと気付かず、ドアを閉めてしまったから

 

  筆者はこれからどうしようと思っているか。

1.お礼を言われたから、今度ははっきり返事をしたい

2.相手のことを考えて、自分から人を助ける行動をしたい

3.困っているところを助けられたら、必ずお礼を言うようにしたい

4.自分には何ともないことでも、他の人がいやがることはしないようにしたい