BÀI ĐỌC SỐ 58 – N2

ディジタル会社(注1)では、毎日大量の情報が作り出され、インターネット上に蓄積される(注2)。インターネットの特徴は、全体に対する責任が誰にも存在しないことである。(もちろん技術標準については全体的な管理が行われている。)インターネットを支えているには、サービスや情報の提供者(注3)、接続業者、技術的専門家の組織、国の組織、国連のフォーラム(注4)などであるが、これらが責任を持つのは、それぞれの担当範囲だけである。

郵便や宅配便などの場合は、サービスを提供するのは一つの企業で、その企業がサービス全体に対して責任を持っている。この点でインターネットは、日常の普通のサービスと大きく異なっている

 

(注1)ディジタル会社:コンピューターなどの機械を多用する会社

(注2)蓄積する:ためる

(注3)提供者:ほかの人に使えるようにしている人

(注4)フォーラム:会議

 

 

インターネット会社が日常の普通のサービスと大きく異なっているのはどんなことか。

1 全体の責任を取るものがいないこと
2 国や国連によって管理されていること
3 一つの企業に責任が存在すること
4 誰も全体的な管理を行っていないこと

BÀI ĐỌC SỐ 57 – N2

 

投稿日時―2010-06-29 08:56:03

質問です。いわゆる「ゴースト現像」ってありますよね。最近、すごく気になります。

近くに大きな建物があるので、恐らくそのせいではと思うのですが。

ゴースト現像対策で、すぐにできる方法をどなたかご存知ですか。

 

投稿日時―2010-06-29 15:53:15

こんにちは。私も、最近賃貸に引越しをして、テレビのゴーストが激しいのです。

いい対策があれば、知りたいです。

 

投稿日時―2010-06-29 19:06:12

ゴーストは、電波が2重に受信されることで発生すると聞いています。

ですから、本来ならば、ゴースト対策のしてあるアンテナをつければよいのですが、

そばに大きな建物があることも気がかりです。

というのは、もしかすると、その建物に当たった電波もいっしょに受信している可能性があるからです。

 

投稿日時―2010-07-01 08:45:34

すぐ出来るというものではないですが明らかに近くの建物が原因でゴーストが発生していると分かっているのだったらその建物の持ち主に対して対策を求めることが出来ます。

うちはすぐそばにマンション側から自主的にマンションのアンテナをうちの方まで引っ張ってくれています。

 

投稿日時―2010-07-01 09:40:35

アンテナの向きを変えるのが手っとり早い方法です

向きといっても思いっきり変更はNGですよ

少しずつ少しずつです

 

投稿日時―2010-07-01 11:32:51

テレビの二重映りですか。

ん~、除去用の機械ぐらいですかね。

手っとり早いかどうかはわかりませんが……

ご近所の電器店なりに相談してみてはどうでしょう。

 

1 ゴースト現象とはどのような現象だと考えられるか。

1 場所が悪くテレビが映らない現象

2 マンションが電波に影響する現象

3 テレビが二重に映ってしまう現象

4 別の放送がテレビ画面に出る現象

 

2 ゴースト現象に対してすぐにできる対策は何だと考えられるか。

1 ゴースト除去用のアンテナを買う

2 アンテナの角度を適当に変えてみる

3 地域の電器店に行って相談をする

4 原因の建物の持ち主に対策を求める

BÀI ĐỌC SỐ 56 – N2

パリのお店で仕事をしていたとき、①困ったのは、お客様に「寿司はできないの?」「デザート(注1)はないの?」と聞かれたことでした。お寿司は、日本料理とは修業(注2)が全然違うのですが、フランス人にとってみれば「日本レストランなのに寿司がないのはどうしてだー?」となるわけです。日本のイタリアレストランにピザがなくてしかられた時代もあったのでしょうが、②それと同じような感じでしょう。もちろんそれだけでなく、デザートのないレストランなんてヨーロッパにはあり得ませんから、寿司もデザートも一生懸命勉強しました。この頃の努力は今とても役立っています。世の中にムダな努力は本当にないですね。

うちのお店では、お椀の次は、「お凌ぎ」といって、小さなお寿司をお出します。

一貫だったり二貫だったりしますが、軽くお寿司を味わっていただきます。これはひと区切り(注3)の合図です。料理の最後は ( A ) で終わるのですが、途中で一回お寿司をお出しして、ここでとりあえずー段落。ちょっとお腹を落ち着かせてもらって、ここからまたお酒を飲みましょうという気分に持っていきます。

 

(注1) デザート:食後に出される菓子や果物

(注2) 修業:技術を習って身につけること

(注3) ひと区切り:ひとまずの切れ目

 

7 ①「困ったのは」とあるが、どうして困ったというのか。

1 ヨーロッパにはデザートがないレストランはないから

2 メニューにない料理を出すことは許されなかったから

3 まだ修業中でお寿司をにぎることができなかったから

4 寿司やデザートは一般の日本料理にはないものだから

 

8 ②「それと同じような感じ」とあるが、「それ」とは何を指すか。

1 日本人がイタリア料理の典型をピザだと誤解していること

2 フランス人が日本食のレストランで寿司を食べたがること

3 日本のイタリア料理のレストランでピザが食べられること

4 ヨーロッパのレストランでは寿司が人気があるということ

 

9 ( A )に入れるのに最も適当な語句はどれか。

1  お酒

2  気分

3  お椀

4  ご飯

BÀI ĐỌC SỐ 55 – N2

私はマネ(注1)の作品に独特の「目」を感じます。その最大の理由はどこにあるのでしょうか。

一般的な絵画の場合、ルノワール(注1)にしてもモネ(注1)にしても、我々が普通に見た時の姿が基準で描かれています。つまり鑑賞者が主役に仕上げられている絵であり、それは、「私が見ている絵」ということになります。しかしマネの作品の場合は、あくまでも絵そのものが主役に仕上げられており、それは、我々に「( A )」という気を起こさせます。おそらく、マネ自体が、独自の視点(注2)・視線で物事を捉えていたのでしょう。

有名な「笛を吹く少年」にしても、一見、普通に笛を吹いている少年の絵のような図柄であり、少年の目が特別鋭くこちらを見ている絵でないにもかかわらず、どこからみても、①なぜかこちらをじっと見られているような気になります。他の作品にしても、いずれも絵そのものに、非常に強い主張が感じられます。

マネはまた、純粋絵画を目指した画家でした。それは、絵を鑑賞する際のあらゆる解釈を取り除き、絵そのものの存在感だけを追求したということです。「解釈は関係ない。そこに絵が存在する」。彼の絵があれほど主張を感じさせるのは、②そこからきているのでしょう。

 

(注1) マネ、ルノワール、モネ:19世紀から20世紀はじのフランスの画家

(注2) 視点:物事を見たり考えたりする立場

1 ( A )に入れるのに最も適当な語句はどれか。

1 絵に見られている

2 私たちが見ている絵

3 絵を見ている私

4 私に見られている

 

2 ①なぜかこちらをじっと見られているような気になります とあるが、どういうことか。

1 視線が鑑賞者に向いているということ

2 少年に独自の視線があるということ

3 論理的には解釈ができないということ

4 絵画自体に存在感があるということ

 

3  ②そことは何を指すか。

 

1 マネの絵画が鑑賞者たちに純粋な印象を強く与えるところ

2 絵画の方から鑑賞者を見ているように感じられるところ

3 現実の鑑賞者の前に絵画そのものが存在しているところ

4 鑑賞者による解釈の可能性が意識的に除かれているところ

BÀI ĐỌC SỐ 54 – N2

いま、英国では1日中、どこからともなく、この単語が聞こえてくる。

「へんまん」

TVをつけると、「へんまん!へんまん!」売店で新聞の見出しを見ると、「へんまん!へんまん!」

へんまん=ヘンな男。なんだそりゃ?

ヘンマンとは、ティム・ヘンマン。英国人のプロテニス・プレーヤーである。いま、プロテニスのウィンブルドン選手権が開催 (注1されている。

「ウィンブルドン現象」という言葉を聞いたことがある方も多いだろう。

これは元々、ウィンブルドン選手権で、地元英国選手が( 1 )、外国勢( 2 )活躍するのに盛り上がっている様を表現したのが語源(注2)だ。( 3 )、男子シングルスで1930年代以来英国選手が優勝してないらしいから。

この現象と、近年英国の銀行や大企業がどんどん外国資本に買収され、英国資本の企業が国内になくなってしまったのに、英国内は景気がよく、雇用(注3)も維持されている現象がよく似ているため、「ウィンブルドン現象」と呼ばれるようになった。

ティム・ヘンマンは、この( 4a  )がさっぱり活躍しないウィンブルドンで、( 4b )唯一の期待の星だ。なにしろ昨年まで4年連続男子シングルス準決勝進出。( 5 )と期待されている。

彼は世界ランク10位前後の選手なのだが、ウィンブルドンだけはめっぽう強い。その秘密は、彼のプレースタイルにある。

(注1)開催:大会などを開くこと

(注2)語源:単語ができたはじまりのこと

(注3)雇用:お金を払って人をやとうこと

 

( 1 )

1 しっかり活躍していて

2 しっかり活躍しないと

3 さっぱり活躍しないで

4 さっぱり活躍しないと

 

( 2 )

1 ばかり

2 ならば

3 ぐらい

4 として

 

( 3 )

1 なにしろ

2 しばらく

3 ともかく

4 とはいえ

 

( 4 )

1  a 選手              b 英国

2  a 英国              b 選手

3  a 英国選手      b 選手

4  a 英国人          b 英国人

 

( 5 )

1 今年ならば優勝が

2 今年までに優勝は

3 今年こそは優勝を

4 今年ばかり優勝で

BÀI ĐỌC SỐ 53 – N2

いま、英国では1日中、どこからともなく、この単語が聞こえてくる。

「へんまん」

TVをつけると、「へんまん!へんまん!」売店で新聞の見出しを見ると、「へんまん!へんまん!」

へんまん=ヘンな男。なんだそりゃ?

ヘンマンとは、ティム・ヘンマン。英国人のプロテニス・プレーヤーである。いま、プロテニスのウィンブルドン選手権が開催 (注1されている。

「ウィンブルドン現象」という言葉を聞いたことがある方も多いだろう。

これは元々、ウィンブルドン選手権で、地元英国選手が( 1 )、外国勢( 2 )活躍するのに盛り上がっている様を表現したのが語源(注2)だ。( 3 )、男子シングルスで1930年代以来英国選手が優勝してないらしいから。

この現象と、近年英国の銀行や大企業がどんどん外国資本に買収され、英国資本の企業が国内になくなってしまったのに、英国内は景気がよく、雇用(注3)も維持されている現象がよく似ているため、「ウィンブルドン現象」と呼ばれるようになった。

ティム・ヘンマンは、この( 4a  )がさっぱり活躍しないウィンブルドンで、( 4b )唯一の期待の星だ。なにしろ昨年まで4年連続男子シングルス準決勝進出。( 5 )と期待されている。

彼は世界ランク10位前後の選手なのだが、ウィンブルドンだけはめっぽう強い。その秘密は、彼のプレースタイルにある。

(注1)開催:大会などを開くこと

(注2)語源:単語ができたはじまりのこと

(注3)雇用:お金を払って人をやとうこと

 

( 1 )

1 しっかり活躍していて

2 しっかり活躍しないと

3 さっぱり活躍しないで

4 さっぱり活躍しないと

 

( 2 )

1 ばかり

2 ならば

3 ぐらい

4 として

 

( 3 )

1 なにしろ

2 しばらく

3 ともかく

4 とはいえ

 

( 4 )

1  a 選手              b 英国

2  a 英国              b 選手

3  a 英国選手      b 選手

4  a 英国人          b 英国人

 

( 5 )

1 今年ならば優勝が

2 今年までに優勝は

3 今年こそは優勝を

4 今年ばかり優勝で

BÀI ĐỌC SỐ 52 – N2

転職を考えることがときどきある。とはいっても、➀それほど本気ではない。ただ、もし別の仕事を選んでいたら、自分はどんな人生だったのかを想像してしまう。想像するだけでもけっこう楽しい。いまの仕事に大きいな不満がないが、そうかといって格別面白いというわけでもない。もしこの仕事をしてみたら、自分はもっと充実するのかも、とついつい考えてしまうのだ。

まあ、隣の芝生はよく見えると言われてしまえばそれまでだが、自分はピッタリの洋服がなかなかないように、(注1)誰しも自分だけの仕事を探しているのだろう。洋服は試着できるが、仕事を関しては、試しにちょっと、というわけにはいかない。もっとも多少働いたとしても、仕事の本質ははからないだろうが。

昔に比べれば、われわれの職業選択の幅ははるかに広がっている。だけど……これが➁自分の仕事だと(注2)胸を張って言える人は意外と少ないのではないだろうか。

才能があれば、と思う人がいるかもしれない。子供の頃に憧れていた野球選手とか、大学時代に憧れた映画監督になっていたら、たしかに楽しいだろう。でも、現在、我が思うのは、そんな憧れの世界ではない。たとえ平凡な才能でも、自分がピッタリの仕事を探せればよいと思っている。誰しも、自分の職業選択における自分だけの(注3)“必然” を求めているのではないだろうか。

 

(注1)誰しも:誰でも

(注2)胸を張って:自信を持って

(注3)必然:そうなって当然のこと

 

7 ➀それほど本気ではない理由として、本文から考えられることはどれか。

1.いまの仕事がいやなわけではないこと

2.いまから転職をするのは難しいこと

3.いまの仕事がとても充実していること

4.いままで別の仕事をしたことがないこと

 

8 ②自分の仕事とはどのような仕事か。

1.特別な才能が必要な仕事

2.他人がうらやましがる仕事

3.自分に最も合っている仕事

4.子供の頃から憧れていた仕事

 

9 この文章で筆者が言いたいことは何か。

1。職業の選択が自由になり、昔よりも自分が合った事後とを探しやすくなって。

2.自由に仕事を選べるので、仕事の本質を理解したいと考える人が増えている。

3.自由に仕事を選べる環境で、だれもが自分に適した仕事をしたいと考えている。

4.職業の選択の幅が広がったため、いまではだれでも自由に転職できるようになった