BÀI ĐỌC SỐ 54 – N2
いま、英国では1日中、どこからともなく、この単語が聞こえてくる。
「へんまん」
TVをつけると、「へんまん!へんまん!」売店で新聞の見出しを見ると、「へんまん!へんまん!」
へんまん=ヘンな男。なんだそりゃ?
ヘンマンとは、ティム・ヘンマン。英国人のプロテニス・プレーヤーである。いま、プロテニスのウィンブルドン選手権が開催 (注1) されている。
「ウィンブルドン現象」という言葉を聞いたことがある方も多いだろう。
これは元々、ウィンブルドン選手権で、地元英国選手が( 1 )、外国勢( 2 )活躍するのに盛り上がっている様を表現したのが語源(注2)だ。( 3 )、男子シングルスで1930年代以来英国選手が優勝してないらしいから。
この現象と、近年英国の銀行や大企業がどんどん外国資本に買収され、英国資本の企業が国内になくなってしまったのに、英国内は景気がよく、雇用(注3)も維持されている現象がよく似ているため、「ウィンブルドン現象」と呼ばれるようになった。
ティム・ヘンマンは、この( 4a )がさっぱり活躍しないウィンブルドンで、( 4b )唯一の期待の星だ。なにしろ昨年まで4年連続男子シングルス準決勝進出。( 5 )と期待されている。
彼は世界ランク10位前後の選手なのだが、ウィンブルドンだけはめっぽう強い。その秘密は、彼のプレースタイルにある。
(注1)開催:大会などを開くこと
(注2)語源:単語ができたはじまりのこと
(注3)雇用:お金を払って人をやとうこと
( 1 )
1 しっかり活躍していて
2 しっかり活躍しないと
3 さっぱり活躍しないで
4 さっぱり活躍しないと
( 2 )
1 ばかり
2 ならば
3 ぐらい
4 として
( 3 )
1 なにしろ
2 しばらく
3 ともかく
4 とはいえ
( 4 )
1 a 選手 b 英国
2 a 英国 b 選手
3 a 英国選手 b 選手
4 a 英国人 b 英国人
( 5 )
1 今年ならば優勝が
2 今年までに優勝は
3 今年こそは優勝を
4 今年ばかり優勝で