BÀI ĐỌC SỐ 11 – N2

二十世紀という一つの歴史が終わりました。まず、特筆すべきは戦後の復興を終えた後、わが国は急速に世界の主要な(注1)プレーヤーになったことでした。それを可能にしたのが、この間における世界でも類を見ない「驚くべき例外的高成長」でした。しかしながら、このドラマの最終章である九十年代には一転して「驚くべき例外的低成長」という(注2)フィナーレを迎えようとは誰が予想したでしょうか。いわゆる「失われた十年」です。そして、21世紀最初の年である現在においてもこの逆境から脱却できない状況にあります。

いくらかの経済指標でこの点を確認してみましょう。まずは経済成長率です。下のグラフからも分かるように、わが国の経済成長率の推移は主に次の四つの特徴が挙げられます。

1.戦後から70年代初頭までは年率で10%程度の高い成長を達成した。

2.二度にわたる石油危機で成長率は低下したが、それでも3%程度の成長を達成した。

3.80年代の成長率は4%へと高まった。

4.90年代は一転して1%以下の低成長になった。

 

(注1)プレーヤー:運動選手のこと。ここでは世界経済を担う一員になったこと。

(注2)フィナーレ:(演劇なんどの)終幕。最後楽章。

 

次のグラフから、文章に合うものはどれか。