Đề thi tiếng Nhật 2008- Đọc hiểu và ngữ pháp 2Kyu

読解・文法   (200点 70分)

問題には解答番号の①、②、③…    が付いています。解答は、解答用紙に
ある同じ番号の解答欄にマークしてください。
Mỗi một số 1, 2, 3…được cho là tương ứng với một câu hỏi. Đánh dấu câu trả lời của bạn vào cùng hàng với hàng của tờ đáp án.
問題Ⅰ 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。答えは、1234から最も適当なものを一つ選びなさい。
日本は、1950年代後半から経済の成長が(注1)いちじるしく、供給がどんどん増加し、国民一人あたりの(注2)所得(しょとく)も上がってきました。この時期を境にして、需要(じゅよう)と供給のバランスが(注3)逆転(ぎゃくてん)しました。現在の日本は完全に供給が過剰(かじょう)、需要が不足している時代です。
ものをつくる企業(きぎょう)は①こういうときにどうするでしょうか。なんとか買ってもらって、利益(りえき)を生(う)み出さねばなりません。他の企業に負けないで自分たちのつくった商品を買ってもらうためには、他とちがうこと、いわゆる②差別化をしなければいけません。
( ③ )宣伝(せんでん)が必要になります。新聞の(注4)折(お)り込(こ)み広告、(注5)ダイレクトメールテレビといった(注6)メディアから毎日送られてくる(注7)コマーシャルを見ると④わかります。コマーシャルを熱心にする商品ほど消費者のとりあいがはげしい商品といってよいでしょう。
供給過剰状態(じょうたい)を(注8)解消(かいしょう)するには、需要を作り出せばよいわけです。ふつうの状態では消費者が100のものを消費するところを、いろいろな工夫によって120とか150とか、場合によっては、200も300も消費者が使うように(注9)仕向(しむ)けます。あるいは、10年間使えるものを、2年、3年で新しいものに買い替えたいと思うようにもってゆきます。
こうして消費者が買った商品がいずれごみになるわけですから、ものをつくること・売ること、そして買うこと・使うことはごみを出すことになります。⑤供給過剰を解消しようとする経済活動がそのままごみを増やす(注10)行為(こうい)になっているわけです。
しかし、それだけではありません。商品を買うと、いっしょについてくるものがあります。包み紙や入れものです。(注11)デザイン、形や色を工夫して、それ自体(じたい)で消費者の目をひくようにされています。商品の中身ではなく、外見(がいけん)でちがいを生み出そうとする生産者の努力が、ごみを増加させているのです。供給に対し、需要を増やそうとして実際それに成功しているのは( ⑥ )です。ごみを増やす(注12)主導権(しゅどうけん)をとっているのは( ⑦ )ではなく( ⑧ )といえるでしょう。
(八太昭道『新版 ごみから地球を考える』による)
(注1)いちじるしく:ここでは、非常に大きく
(注2)所得(しょとく):収入
(注3)逆転(ぎゃくてん):反対になること
(注4)折(お)り込(こ)み広告:新聞などにはさまれている広告
(注5)ダイレクトメール:郵便などで直接届く広告
(注6)メディア:伝える手段、方法
(注7)コマーシャル:テレビやラジオなどの放送を使って行う広告
(注8)解消(かいしょう)する:なくす
(注9)仕向(しむ)ける:そのようにさせる
(注10)行為(こうい):行い、行動
(注11)デザイン:ここでは、模様(もよう)や字の形、がらなど
(注12)主導権(しゅどうけん)をとる:中心になってものごとを動かす
問(1) ①「こういうとき」とはどういうときか。 [1]
1.生産が多すぎて、消費が少ないとき
2.生産が少なすぎて、消費が多いとき
3.生産も消費も多すぎるとき
4.生産も消費も少なすぎるとき
問(2) ②「差別化」とあるが、どういうことか。 [2]
1.他の企業(きぎょう)に負けないようにすること
2.他の企業の商品を軽く見て悪口(わるくち)を言うこと
3.他の企業の商品との違いを出すこと
4.他の企業の商品を買わせないこと
問(3) ( ③  )に入る最も適当な言葉はどれか。[3]
1.しかし
2.さて
3.なぜなら
4.そこで問(4) ④「わかります」とあるが、何がわかるのか。 [4]
1.他の企業に商品に勝つには、宣伝(せんでん)が必要であること
2.メディアから毎日コマーシャルが送られてくること
3.企業は利益(りえき)を生み出さなければならないこと
4.日本は需要(じゅよう)と供給のバランスが逆転(ぎゃくてん)していること問(5) ⑤「供給過剰(かじょう)を解消しようとする」のは、どれか。 [5]
1.消費者

2.企業(きぎょう)

3.コマーシャル

4.メディア

問(6) ( ⑥ )( ⑦ )( ⑧ )に入る言葉として、最も適当なものは
どれか。[6]
1.⑥企業⑦生産者  ⑧消費者

2.⑥生産者  ⑦企業⑧消費者

3.⑥消費者  ⑦消費者  ⑧生産者

4.⑥生産者  ⑦消費者  ⑨生産者

問(7) 筆者は、どのような行為(こうい)がこみを増やすと考えているか。
[7]
1.消費者がものを長く使う行為
2.企業が供給をつくり出す行為
3.企業が需要(じゅよう)をつくり出す行為
4.消費者が供給を工夫する行為

問題Ⅱ次の(1)から(3)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1.2.3.4から一つ選びなさい。
(1) (注1)六本木(ろっぽんぎ)を歩いていた。夜のことだった。
私は、(注2)デイトをしていたのだった。お食事をしたあと、私たちは(注3)ブラブラと人通りの多い道を歩いていた。そんな六本木も、一寸(ちょっと)した裏通りに入ると、急に人が少なくなって静かになる。そのとき、私は、道路に置いてある(注
4)ポリバケツに、頭をつっこんでいる小さい(注5)ペンギンを見た。
「あら、ペンギン!」私は、それまで、多少、静かな調子で話していたのに、びっくりしたので、思わず叫んでしまった。
「なんて珍しいの?六本木にペンギンがいて、ポリバケツをのぞいているなんて!」一緒に歩いていた男の人は、私を(注6)チラリと見ると、静かに、こういった。
「あれは、確かにペンギンに見えます。でも、こんな六本木の交叉点(こうさてん)の近くに、ペンギンがいると思いますか?」そういわれて、よく見ると、それは、全くペンギンと同じ色わけの、猫(ねこ)だった。
私たちの話し声を聞いて、ペンギンが頭をあげたら、耳やヒゲが見えたので、私にも、それは、ペンギンじゃないと、わかったのだった。①がっかりしてる私に、デイトの相手の男の人は、いった。
「驚(おどろ)くときは、やっぱり、よく見てから驚くようにしたほうがいいね。人さわがせになるからね」いま考えれば、それは親切な(注7)忠告(ちゅうこく)だった。
でも私は(だって、ペンギンとしか見えなかったんだもん!)と、気を悪くしていた。
だから、③私は(注8)反撥(はんぱつ)して、こういった。
「じゃ、こういえば良かったの?“あら、あそこのポリバケツに頭をつっこんでいるものは、まるでペンギンのように見えますが、この辺りにペンギンがいるはずがないんだから、よく見てみましょう。見たら猫ですけど、ペンギンと同じの、黒と白の色わけの猫なんで、わあ、おどろいた!”って?」その人とは、④そのままになってしまった。

(黒柳徹子『トットの欠落帖』による)
(注1)六本木(ろっぽんぎ):東京にあるにぎやかな街(まち)
(注2)デイト:デート
(注3)ブラブラと:特に目的もなくのんびりと
(注4)ポリバケツ:プラスチックのバケツ
(注5)ペンギン:南極などにいる、黒と白の飛べない鳥
(注6)チラリと見る:ちょっと見る
(注7)忠告(ちゅうこく):ここでは、注意
(注8)反撥(はんぱつ)して(普通「反発(はんぱつ)して」と書く):おとなしく従わないで反抗(はんこう)して問(1) ①「がっかりしてる」とあるが、どうしてそう感じたのか。 [8]

1.ペンギンではないとわかったから
2.デートをしている男性に言われたから
3.男性を驚(おどろ)かせてしまったから
4.猫(ねこ)をペンギンと言ってしまったから

問(2) ②「いま考えれば、それは親切な忠告(ちゅうこく)だった」とあるが、何が「親切」だったと思うのか。[9]
1.男性がペンギンではなく猫だと教えてくれようとしたこと
2.男性が私の欠点をなおしてくれようとしたこと
3.男性が私にわかるようにやさしく言ってくれたこと
4.男性がていねいに礼儀(れいぎ)正しく言ってくれたこと

問(3) ③「私は反撥(はんぱつ)して」とあるが、何に対して反発(はんぱつ)したのか。[10]
1.男性の間違い

2.男性の言葉

3.自分の間違い

4.自分の言葉

問(4) ④「そのままになってしまった」とは、どういうことか。[11]
1.その男性に反発(はんぱつ)しなくなった。
2.その男性から忠告(ちゅうこく)をされることがなくなった。
3.その男性とペンギンの話はなくなった。
4.その男性とはもう会わなくなった。

17才の高校生です。人間関係のことについて相談します。
私は嫌(きら)われているのではないかと思うと、①そう思っていそうな相手から何とかして好かれたいと考えてしまいます。男性にも女性にも、大して自分が関心をもっていない人に対しても、②そう思うのです。
このため、その相手ともっとコミュニケーションをとろうとして③しつこくなってしまったり、思ってもいないことを言ったりしてしまいます。
いつも同じことを繰(く)り返しては、その度に(注1)後悔(こうかい)し、最近では考え込むことが多くなりました。
性格は明るくて、友達も多い方ですが、中学時代に友人に少し仲間はずれにされたことがあり、それでずっと悩んできました。みんなに好かれようとするのは、④そのせいかもしれません。
こんな「(注2)マイナス思考(しこう)」の考え方を変えるにはどうすればいいのでしょうか。

(東京・A子)

(藤原正彦『藤原正彦の人生案内』による)
(注1)後悔(こうかい)する:悔(く)やむ
(注2)マイナス思考(しこう):悪い方へ考えること

問(1) ①「そう思っていそうな相手」とはどう思っていそうな人か。 [12]
1.私を嫌(きら)っていない。

2.私が嫌っていない。

3.私を嫌っている。

4.私が嫌っている。

問(2) ②「そう思う」とはどう思うのか。 [13]
1.相手に好かれたい。

2.相手を好きになりたい。

3.相手に関心を持ちたい。

4.相手にしつこくしたい。

問(3) 筆者はなぜ③「しつこくなってしまったり、思ってもいないことを言ったりして」しまうのか。    [14]
1.自分は性格が明るく、友達も多い方だと思っているから
2.同じことを繰(く)り返(かえ)しては後悔(こうかい)し、考え込んでしまうから
3.何とかして好かれたいと思って、もっと話をしようとするから
4.人間関係について、だれかに相談しようと思っているから

問(4) 筆者が④「そのせい」と考えていることはどのようなことか。 [15]
1.性格が明るく、友達も多い方だということ
2.関心をもっていない人からも好かれようとすること
3.もっと話をしようとして、しつこくなってしまうこと
4.仲間はずれにされたことをずっと悩んできたこと

①やりたい仕事を見つける方法は簡単です。「自分が今やっている仕事を一生懸命(いっしょうけんめい)やる」、それでよいのです。そうすればまず、それがやりたい仕事なのか、やりたくない仕事なのかがわかります。
もしやりたくないと判断しても、すぐに辞めるのは(注1)禁物(きんもつ)です。一生懸命やっているうちに(注2)成果(せいか)を出てくれば、それがやりたい仕事に変わってくるからです。やりたくない、面白くないと思っても、②最低3年は続けてください。その積み重ねが「(注3)天職(てんしょく)」に結びつくのです。
それだけやっても、どうしても面白さを(注4)見(み)いだせないこともあるかもしれません。しかしその場合、その仕事に関連した技術は身につきます。知識も身につきます。ただし、いい(注5)加減(かげん)にやっていたら、何も身につきません。(注6)ましてやすぐに辞めたら、得るものなど一つもないままに終わってしまいます。

(鷲田小彌太『すぐに使える! 哲学 恋愛、仕事から生と死の問題までスッキリ解決!』による)
(注1)禁物(きんもつ):してはいけないこと
(注2)成果(せいか):得られたよい結果
(注3)天職(てんしょく):その人に最も合った職業
(注4)見(み)いだす:見つける
(注5)いい加減(かげん)に:深く考えず無責任に
(注6)ましてや:さらに言えば

問(1) ①「やりたい仕事を見つける方法」について、筆者はどう述べているか。[16]
1.3年続けて大きな成果(せいか)が出れば、それが「天職(てんしょく)」だとはっきりする。
2.目の前の仕事を一生懸命(いっしょうけんめい)にすれば、それがやりたい仕事かどうかわかる。
3.やりたくない仕事を辞めれば、本当にやりたい仕事が見えてくる。
4.その仕事の知識が身につけば、やりたい仕事になっていると感じられる。

問(2) どうして筆者は、仕事を②「最低3年は続けてください」と言っているのか。[17]
1.3年働かなければ、一生懸命(いっしょうけんめい)にその仕事をしたとは言えないから
2.成果(せいか)が出てきてやりたい仕事になるのに、3年はかかるから
3.3年の積み重ねがなければ、やりたい仕事ではないから
4.仕事というものは、最低3年はしなければならないから

問(3) 面白さを見(み)いだせなかった仕事でも、どんないいことがあると筆者は言っているか。    [18]
1.その仕事に関係した技術や知識は身につく。
2.これが「天職(てんしょく)」だという判断が得られる。
3.仕事をいい加減(かげん)にしてはいけないことがわかる。
4.続けなくてよかったという気持ちになれる。

問題Ⅲ次の(1)から(4)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1.2.3.4から一つ選びなさい。
さて、ここであなたに質問です。1時間の話と3分間の話では、どちらが難しいでしょう。このような質問をすると、ほとんどの人が1時間と答えます。
しかし、これはまったく逆です。実は短い話ほど難しいのです。(注)仮(かり)に1時間、話をするのに1日の準備が必要だとすれば、3分の話であれば、1週間から10日は準の時間が必要だ、と言われるくらいです。 なぜなら、長い話は時間に余裕(よゆう)がありますから、多少横道(よこみち)にそれたり、エー、アノーなどという言葉癖(ことばくせ)が出ても、内容がよければカバーすることができます。
(金井英之『人前で3分、あがらずに話せる本』による)
(注)仮(かり)に:もしも

問(1) 本文の内容に合っているものはどれか。
1.子どもの教育は、テレビという小さいな枠にはめて考えるべきではない。
2.テレビからの情報は重要なので、学校でも積極的に取り入れるべきである。
3.子どもの勉強は学校だけですものではなく、あらゆる経験が勉強である。
4.子どもの個性や能力は日常生活で伸びるので、学校での教育は必要ではな
い。

問(1) なぜ短い話ほど難しいのか。 [19]
1.短い話は、短ければ短いほど横道(よこみち)にそれやすいから
2.短い話は、内容がよくても言葉癖(ことばくせ)をカバーできないから
3.短い話は、話す時間に余裕(よゆう)がなく上手に作るのが大変だから
4.短い話は、準備の時間があまりとれないので急いで考えるから

(2)(注1)メディアや大人たちは、みんなに夢を持たせようとする。そうなると、夢を語れない人は(注2)肩身(かたみ)が狭くなっていく。でも、僕(ぼく)はそういう空気はあまり好きではない。どうしてみんな、「夢を持て」と言うのか。冷静にしてくれる(注3)メッセージがあまりに少ない。
僕は小学校の頃(ころ)に読んだ本で印象的な内容のものがあった。「将来プロ野球の選手になりたい」という子供の疑問に対して、著者が冷静に答えているのである。
「たしかに夢を持つのはいいけれど、プロ野球選手になれるのは同年代で100人もいないし、そのうち毎試合出ている人は10人から20人くらい。100万人の中で野球のうまい(注4)上位20人になれますか?」
(山本直人『20代会社員の疑問 いま、働くこと』による)
(注1)メディア:新聞、テレビ、雑誌など
(注2)肩身(かたみ)が狭い:恥ずかしくて、その場にいづらい
(注3)メッセージ:呼びかけ
(注4)上位20人:1位から20位までの20人

問(1) 筆者が読んだ本の内容に合っているものはどれか。 [20]
1.夢さえ持てば、だれでもプロ野球選手になれることを理解してほしい。
2.プロ野球選手程度の夢では、あまりに小さすぎるのではないか。
3.冷静になることによって、夢を持つのはよくないと気づくべきだ。
4.大きな夢を持つあまり、現実的な判断ができなくなってはいけない。

(3)サービスというのは本来、相手を喜ばせるためのものである。しかし同時に、
こちらにも喜びが生まれてこなければいけない。相手が喜べば、こちらも人間の自然
な感情として嬉(うれ)しくなる。この喜び喜ばれる中にこそ(注1)真(しん)のサービ
スがある。「この間お届けした商品はいかがですか」と(注2)問(と)うた時、「と
ても便利で助かっています。いい品物をありがとう」とお客さまが答えくれる。この言葉に(注3)無上(むじょう)の喜びを感じた時、初めて真のサービスができたと言えるだろう。
(江口克彦『[新装版]部下の哲学 成功するビジネスマン20の要諦』による)
(注1)真(しん)の:本当の
(注2)問(と)うた:質問した、たずねた
(注3)無上(むじょう)の:これ以上ない

問(1) 筆者は「真(しん)のサービス」とはどのようなものと考えているか。[21]
1.お客さまに、「ありがとう」の言葉を言わせることができるもの
2.相手にも喜んでもらい、それを自分の喜びとして受け取れるもの
3.サービスを受けた相手が、無上の喜びを感じてくれるようなもの
4.届けた商品が相手の役に立っていると、はっきり感じ取れるもの

(4)不思議なことがある。 見るからに勉強している、練習している受験生やスポーツ部員に比べ、それほど勉 強しているように見えない、あるいは練習しているように見えない受験生やスポーツ部 員のほうが、より高度な試験に受かったり、活躍(かつやく)したりする。
なぜ、そうなるのだろう。前者は勉強や練習を特別なことと位置づけているのではないか。後者は当たり前のこととして、日常生活の(注)一環(いっかん)として取り組んでいるのではな いか。日常、肩に力を入れて暮らしている人はあまり活躍できない。
(国友隆一『帝国ホテル 王道のサービス』による)
(注)一環(いっかん):一部

問(1) 筆者によると、高度な試験に受かったり活躍(かつやく)したりする人はどんな人か。[22]
1.常に全力で努力し、勉強や練習に必死になって取り組んでいる人
2.高度な試験に合格するように、特別な勉強を日常的に取り入れている人
3.勉強や練習を特別なこととは考えず、日常生活の中で普通に行っている人
4.ほかの人から見ても、がんばっていると判断されるような生活を送っている人

(5)下のグラフは、1971年度と2007年度に行われた調査での「会社を選ぶときどんなことを最も重視(じゅうし)したか」という質問に対する新入(しんにゅう)社員の答えをまとめたものである。
(グラフは社会経済生産性本部と日本経済青年協議会「平成19年新入社員(3.849人)の『働くことの意識』調査結果」〈http://activity.jpc-
sed.or.jp/detail/lrw/activity000821/attached.pdf〉2007.7.14取得による) (注1)個
性(こせい):他とは違っている性質
(注2)生(い)かせる:活用できる、うまく使える
(注3)やむなく:しかたなく
(注4)グランド:運動場
(注5)福利厚生(ふくりこうせい):会社が社員と家族の生活を豊かにするために作った制度や設備など
(注6)充実(じゅうじつ):内容が豊かなこと

問(1) グラフの説明として最も適当なものはどれか。 [23]
1.この間の変化を見ると、「会社の将来を考えて」が最も大きく減少(げんしょう)している。一方、    最も増加しているのは「自分の能力、個性(こせい)が生(い)かせるから」である。また、次に伸びが目立っているのは「技術が覚えられるから」である。
2.この間の変化を見ると、「会社の将来を考えて」が最も大きく減少してい
る。一方、 最も増加しているのは「技術が覚えられるから」である。また、次に伸びが目立っているのは「自分の能力、個性が生かせるから」である。
3.この間の変化を見ると、「会社の将来を考えて」が3分の1に減少してい
る。一方、「自分の能力、個性が生かせるから」は最も大きく増加している。また、次に伸びが目立っているのは「仕事がおもしろいから」である。
4.この間の変化を見ると、「会社の将来を考えて」が3分の1に減少してい
る。一方、「自分の能力、個性が生かせるから」は最も大きく増加している。また、次に伸びが目立っているのは「一流会社だから」である。

問題Ⅳ次の文の___にはどんなことばを入れたらよいか。最も適当なものを1234から一つ選びなさい。
問(22) 多くの観光客が訪れる___、確かに山からの眺めはすばらしかった。
1.以上

2.反面

3.ことなら

4.だけあって

問(24) どうぞ、温かい________お召し上がりください。
1.うちに

2.おりに

3.まえに

4.かぎりに

問(25) あの雲の様子________明日は雨だろう。
1.にきては

2.にしては

3.からくると

4.からすると

問(26) 昨日見たドラマは、実際にあった話を________作られたそうだ。
1.通して

2.問わず

3.もとに

4.めぐって

問(27) 失敗をおそれる________なく、行動してほしい。
1.こと

2.ほど

3.より

4.わけ

問(28) 外出する________は、必ず鍵(かぎ)をかけるようにしてください。
1.末(すえ)

2.際(さい)

3.以降(いこう)

4.最中(さいちゅう)

問(29) 検査の結果が________次第、ご連絡いたします。
1.わかる

2.わかり

3.わかって

4.わかった

問(30) この写真を________、故郷(こきょう)のことを思い出す。
1.見たまま

2.見たとおり

3.見るたび

4.見るにあたり

問(31) 今日の宿題が________、遊びにいけない。
1.終わる以上は

2.終わろうものなら

3.終わってはじめて

4.終わってからでないと

問(32) 消費者の要求________、よい製品を作っていかなければならない。
1.に反して

2.にこたえて

3.をこめて

4.をもって

問(33) いくつかの国を旅してみて、食事の習慣が国に________違うことに驚(おどろ)いた。
1.対して

2.ついて

3.とって

4.よって

問(34) このレストラン、ちょっと高いんですけど、値段________味はいいですね。
1.にかけても

2.につけても

3.はともかく

4.はもちろん

問(35) そのアルバイトは、仕事が大変できつい________給料が安いよ。
1.ために

2.わりに

3.からには

4.といって

問(36) スーツケースを貸す________、食事をごちそうしてもらった。
1.ほどに

2.あまりに

3.かわりに

4.とたんに

問(37) 留学したこと________、異なる文化に興味(きょうみ)を持つようになった。
1.で

2.なら

3.につき

4.にもとづき

問(38) 朝からニコニコしている________、何かいいことがあったにちがいない。
1.どころか

2.ところへ

3.どころではなく

4.ところをみると

問(39) 車を買ったので、ドライブ________ふるさとの両親の家に行った。
1.とともに

2.によらず

3.をかねて

4.だらけで

問(40) そんな暗い部屋で本を________目が悪くなるから、電気をつけなさい。
1.読んでいては

2.読んでまもなく

3.読むには

4.読むほどでなく
ても

問(41) 恵まれない子どもたちの姿(すがた)を見たの________、この支援(し えん)活動を始めたのです。
1.に関して

2.を除いて

3.もかまわず

4.がきっかけで

問(42) スポーツなら何でもやる鈴木(すずき)さん________、きっとスキーも上手でしょう。
1.のことだから

2.をたよりに

3.はもとより

4.から見れば

問(43) 佐藤(さとう)さんご夫妻とは、山口さん________知り合いました。
1.をはじめ

2.をつうじて

3.にわたり

4.にともなって

問題Ⅴ次の文の___にはどんな言葉をいれたらよいか。1.2.3.4から最も適当なものを一つ選びなさい。
問(44) 地震の被害についての情報が混乱し、住民の不安は______。
1.広がるまい

2.広がりようがない

3.広がりかねる

4.広がる一方だ

問(45) 重要な会議だから、責任者の私が遅れていく______。
1.わけではない

2.わけもある

3.わけにはいかない

4.わけだ

問(46) こんな単純な作業を3時間も続けるのは、つらい______。
1.くらいだ

2.ものがある

3.あまりだ

4.ほかない

問(47) その器具は確かに便利そうだが、なくても困らないのだから、わざわざ買う______。
1.ところだ

2.ことだ

3.どころではない

4.ことはない

問(48) 食糧(しょくりょう)不足(ぶそく)で困っている人たちに、できる限りの援助(えんじょ)を______。
1.するではないか

2.しようではないか

3.したいことか

4.しないことか

問(49) 注文も計算も間違えるような、あんなレストランには、もう二度と行く______。
1.のみだ

2.ことやら

3.ものか

4.しかない

問(50) これは、多くの不正の一つに______。まだたくさんの不正がかくされているはずだ。
1.すぎない

2.およばない

3.わたる

4.先立つ

問(51) この料理はとても辛(から)くて、体じゅうから汗が______。
1.出るほどだ

2.出たきりだ

3.出ざるを得ない

4.出ようがない

問(52) ゆうべ徹夜(てつや)したので、______。
1.眠くないではいられない

2.眠いものではない

3.眠くてはいられない

4.眠くてしょうがない

問(53) このまま海面(かいめん)の上昇(じょうしょう)が続けば、これらの島々が海の中に沈(しず)んでしまうことも______。
1.しうる

2.ありうる

3.ありえない

4.しえない

文字・語彙 解答
問題 1
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) (16) (17) (18) (19) (20)
問題 2
(21) (22) (23) (24) (25) (26) (27) (28) (29) (30) (31) (32) (33) (34) (35) (36) (37) (38) (39) (40)
問題 3
(41) (42) (43) (44) (45) (46) (47) (48) (49) (50)
問題 4
(51) (52) (53) (54) (55)
問題 5
(56) (57) (58) (59) (60)
問題 6
(61) (62) (63) (64) (65)

聴解 解答
問題 1
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14)
問題 2
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
読解・文法 解答
問題 1
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
問題 2
(1) (2) (3) (4) (1) (2) (3) (4) (1) (2) (3)
問題 3
(1)
C (1) (1) (1) (1) (1)
問題 4
(22)
D (24) (25) (26) (27) (28) (29) (30) (31) (32) (33) (34) (35) (36) (37) (38) (39) (40) (41) (42) (43)
問題 5
(44) (45) (46) (47) (48) (49) (50) (51) (52) (53)