BÀI ĐỌC SỐ 44 – N2

私の娘が高校生の頃、カバンに小さな人形をぶら下げているので、「それは何のお守り?」と聞いたら、「幸運グッズで、 これを付けていると試験の成績が良くなる」という返事が戻ってきました。「現に、この前の中間試験に成績が良かったから効き目がある」と信じているようで す。そこで私は、「そんなもの付けてても、次の試験はきっと悪い成績になるよ」と予言をしました。そして、その予言通り娘の期末試験の成績は散々で、幸運グッズの効き目がないことが証明されました。

そこで、私は娘に、「あなたの大体の実力は七十点を取るくらいであ る。しかし、人間には好不調というものがあって、九十点を取ることも、四十点しか取れないこともある。おそらく、あなたは前の期末試験が実力以下の成績 だったので、神にすがるような気持ちで幸運グッズを買ったのだろう。ところが、それは単に不調で実力が発揮できなかっただけだから、幸運グッズを買おうと 買いまいと、あなたの通常の実力通りなら、次の成績は上がることになる。それが、前の中間試験であった。成績が平均点を上回ったり下回ったりしているだけ なのである。それを誤解して、幸運グッズを身につければ成績が良くなると信じてあまり勉強していないようだったから、成績は必ず下がると予言できたのだ」 という説明をしました。

人生は山あり谷ありで、山があればいずれ谷が来るし、谷があればいず れ山が来るのです。たとえ谷に落ち込んでも慌てず、いずれ自然の成り行きとして谷を脱するときが来るだろうと、時を待っておれば良いのです。ところが、怪 しげな宗教を信じ込んだり、幸運グッズに手を出す人は、この当たり前のことがよくわかっていないようです。谷に落ち込むと追い詰められた気分になって、つ い神に頼ったり幸運グッズに手を出してしまうのです。やがて、時の流れとともに谷の時期が去って山の時期がやって来るのですが、それを神や幸運グッズのお 陰だと信じてしまう、というわけです。

 

この娘の最近3回の試験の成績はどのように変化したか

1 良い → 悪い → 良い

2 悪い → 良い → 良い

3 良い → 悪い → 悪い

4 悪い → 良い → 悪い

BÀI ĐỌC SỐ 43 – N2

「理解できた」と、「わかった!」という感覚とは、本質的にちがうところがある。

「理解できる」というのは、他人からくわしい説明をうけ、①それを論理的にわかることであると考えられる。つまり、これまで知らなかった知識を与えられ、それが論理的に自分のもっている知識と整合的であるという場合に、理解できたということになる。

これに対して、「わかった!」というのは、どういう場合なのであろうか。それは、②ミッシング・リンクのようなものだ と考えれる。つまり、話題になっていることに関連した知識はほとんどもっている、しかしその話題がその知識によって解釈できない、という状態にあって、そ こで何かのヒントを得た結果、もっている知識によってその話題が完全に解釈できるということがわかったとき、「わかった!」ということになる。その場合は ただちにその解釈結果をわかった結果として答えることができるという場合である。

 

②ミッシング・リンクのようなものとはどんなことを表しているか。

1 知識があれば人に聞かなくても誰でも完全にわかるようなもの

2 知識しかなかったことが完全にわかるようになるヒント

3 論理的に自分がすでにもっている知識と整合的である情報

4 人から聞いた知識と自分の力で得た知識を組み合わせたもの

BÀI ĐỌC SỐ 42 – N2

「理解できた」と、「わかった!」という感覚とは、本質的にちがうところがある。

「理解できる」というのは、他人からくわしい説明をうけ、①それを論理的にわかることであると考えられる。つまり、これまで知らなかった知識を与えられ、それが論理的に自分のもっている知識と整合的であるという場合に、理解できたということになる。

これに対して、「わかった!」というのは、どういう場合なのであろうか。それは、②ミッシング・リンクのようなものだ と考えれる。つまり、話題になっていることに関連した知識はほとんどもっている、しかしその話題がその知識によって解釈できない、という状態にあって、そ こで何かのヒントを得た結果、もっている知識によってその話題が完全に解釈できるということがわかったとき、「わかった!」ということになる。その場合は ただちにその解釈結果をわかった結果として答えることができるという場合である。

 

①それは何を指しているか。

1 理解できた内容

2 わかったという感覚

3 本質的なちがい

4 他人によるくわしい説明

BÀI ĐỌC SỐ 41 – N2

地球の気温は現在上昇しつつあるが、今のベースで温暖化が進んでも、西暦二一™™年の気温は「縄文時代

したがって、現在起きている程度の温暖化で「地球が大変なことになっている」と か「地球が悲鳴を上げている」などということはあり得ない。地球は、現在の温暖化よりもはるかに激しい気温変化を経験してきており、この程度の気温変化で 「地球」がとんでもないことになるはずがないのだ。つもり、「地球を守ろう」「地球のため」「地球に優しい」「地球がかわいそう」といった発想は、すべて 誤りである。②地球が聞いたら怒るだろう。多くの人々が「普通の気温」と思っている気温は、激しい温暖化・寒冷化繰り返してきた地球の歴史の中では、たかだか過去二™™年程度の瞬間的なものにすぎないのである。

 

筆者は現在の地球の気温上昇についてどう考えているか。

1 これから200年間、「普通の気温」に戻ることはできないだろう。

2 この程度の温暖化ではすまず、とんでもないことになる。

3 長い地球の歴史の中で見ると地球が危険な状態であるとは言えない。

4 人類は誕生以来何度もこの危機を乗り越えたから今度も大丈夫だ。

BÀI ĐỌC SỐ 40 – N2

地球の気温は現在上昇しつつあるが、今のベースで温暖化が進んでも、西暦二一™™年の気温は「縄文時代

したがって、現在起きている程度の温暖化で「地球が大変なことになっている」と か「地球が悲鳴を上げている」などということはあり得ない。地球は、現在の温暖化よりもはるかに激しい気温変化を経験してきており、この程度の気温変化で 「地球」がとんでもないことになるはずがないのだ。つもり、「地球を守ろう」「地球のため」「地球に優しい」「地球がかわいそう」といった発想は、すべて 誤りである。②地球が聞いたら怒るだろう。多くの人々が「普通の気温」と思っている気温は、激しい温暖化・寒冷化繰り返してきた地球の歴史の中では、たかだか過去二™™年程度の瞬間的なものにすぎないのである。

 

地球が聞いたら怒るのはなぜか。

1 温暖化は地球にとっては大した問題ではないのに人間が勝手に心配しているから。

2 人間の活動による温暖化で地球の環境がとんでもないことになってしまったから。

3 温暖化の原因は人間の活動にあるのに人間が地球のせいだと誤解しているから。

4 将来今の温暖化よりも激しい気温変化がきることに人間が気づいていないから。

BÀI ĐỌC SỐ 39 – N2

地球の気温は現在上昇しつつあるが、今のベースで温暖化が進んでも、西暦二一™™年の気温は「縄文時代

したがって、現在起きている程度の温暖化で「地球が大変なことになっている」と か「地球が悲鳴を上げている」などということはあり得ない。地球は、現在の温暖化よりもはるかに激しい気温変化を経験してきており、この程度の気温変化で 「地球」がとんでもないことになるはずがないのだ。つもり、「地球を守ろう」「地球のため」「地球に優しい」「地球がかわいそう」といった発想は、すべて 誤りである。②地球が聞いたら怒るだろう。多くの人々が「普通の気温」と思っている気温は、激しい温暖化・寒冷化繰り返してきた地球の歴史の中では、たかだか過去二™™年程度の瞬間的なものにすぎないのである。

 

①北極の水は存在したかった時代の方がはるかに長くとはどんなことの例か。

1 地球が現在今までなかった温暖化の危険にあること

2 地球が今まで高温期と低温期を何回も繰り返したこと

3 地球が今より気温が低い時間がまったくなかったこと

4 地球では今より気温が高いことが珍しくなかったこと

BÀI ĐỌC SỐ 38 – N2

一つの仕事をやるについて、いろいろな選択肢があり、その中に「今までどおりやる」というのがあると。放っておけば、ほとんどの人はそのやり方をとるでしょう。それでそこそこの成果があがるのだから、なにも未知の方法に挑んで苦労することはないというわけです。

それがべストの方法かどうか、あるいはほかにもっと能率的にできる方法があるかもしれないのに、①そういうことは考えもせず、ひたすら②一番楽な従来どおりのやり方を続けていこうとする。人間には習性として、そういう傾向があるものです。

しかし、そのようにやり方が決まってしまうと、みんなものを考えなくなって、たとえそのやり方が時代に合わなくなってきても、おかしいとも思わなくなってしまいます。

こうなると、もはやその組織に進歩はありません。下手をすれば、時代遅れの組織になって、競争に負けてしまうでしょう。官庁病とか大企業病などと言われるように、組織というのは放っておくと、それこそあっという間に動脈硬化

とくに管理者は、いまのやり方でいいのか、時代に合っているか、もっと能率的な方法があるのではないか……いかなる種類の仕事であっても、そのことを常に考えていかなければなりません。

 

筆者は、仕事のやり方について、どうするのが良いと言っているか。

1 ほかの組織が時代に合ったやり方をしていても気にせず、能率的で成果の上がる自分たちのやり方をずっと続ける。

2 いままでどおりのやり方けながら、人間の習慣に合った誰にでも簡単にできるようなやり方を完成させる。

3 前に成功したやり方でも、そのままでいいかいつも気をつけ、よくないと判断したらすぐに新しいやり方を考える。

4 前に成功したやり方を繰り返さず、いつも新しいやり方を試し、少しでも楽に仕事が続けられるように工夫する。