BÀI ĐỌC SỐ 53 – N2
いま、英国では1日中、どこからともなく、この単語が聞こえてくる。 「へんまん」 TVをつけると、「へんまん!へんまん!」売店で新聞の見出しを見ると、「へんまん!へんまん!」 へんまん=ヘンな男。なんだそりゃ? ヘンマンとは、ティム・ヘンマン。英国人のプロテニス・プレーヤーである。いま、プロテニスのウィンブルドン選手権が開催 (注1) されている。 「ウィンブルドン現象」という言葉を聞いたことがある方も多いだろう。 これは元々、ウィンブルドン選手権で、地元英国選手が( 1 )、外国勢( 2 )活躍するのに盛り上がっている様を表現したのが語源(注2)だ。( 3 )、男子シングルスで1930年代以来英国選手が優勝してないらしいから。 この現象と、近年英国の銀行や大企業がどんどん外国資本に買収され、英国資本の企業が国内になくなってしまったのに、英国内は景気がよく、雇用(注3)も維持されている現象がよく似ているため、「ウィンブルドン現象」と呼ばれるようになった。 ティム・ヘンマンは、この( 4a )がさっぱり活躍しないウィンブルドンで、( 4b )唯一の期待の星だ。なにしろ昨年まで4年連続男子シングルス準決勝進出。( 5 )と期待されている。 彼は世界ランク10位前後の選手なのだが、ウィンブルドンだけはめっぽう強い。その秘密は、彼のプレースタイルにある。 (注1)開催:大会などを開くこと (注2)語源:単語ができたはじまりのこと (注3)雇用:お金を払って人をやとうこと ( 1 ) 1 しっかり活躍していて 2 しっかり活躍しないと 3 さっぱり活躍しないで 4 さっぱり活躍しないと ( 2 ) 1 ばかり 2 ならば 3 ぐらい 4 として ( 3 ) 1 なにしろ 2 しばらく 3 ともかく 4 とはいえ ( 4 ) 1 a 選手 b 英国 2 a 英国 b 選手 3 a 英国選手 b 選手 4 a 英国人 b 英国人 ( 5 ) 1 今年ならば優勝が 2 今年までに優勝は 3 今年こそは優勝を 4 今年ばかり優勝で